50代向けの自動車保険は?保険料からおすすめをチェック!

50代ならば、豊富な運転経験と高くなった保険等級により、自動車保険に安く加入できる年代です。

また、子供の結婚や独立といった家族構成の変化を迎える時期でもあります。こういったライフスタイルの変化に伴い、車の使い方も自然と変わってきます。例えば、毎日の通勤からレジャー中心の利用になったり、夫婦での旅行が増えたりと、これまでとは変わってくる人もいるでしょう。

そんな生活の変化は、自動車保険を見直すよいチャンスです。今の生活に合わせて補償内容を見直すことで、無駄もなく安心できる保険プランを選べます。

ナビ男

50代にぴったりの自動車保険の選び方やおすすめプランを紹介します!ライフスタイルに合った自動車保険選びの参考にしてください。

続いて、具体的な保険料の相場について説明していきましょう。

目次

50代の自動車保険料相場

ナビ男

50代の自動車保険料の相場についてまとめました。保険選びには、価格の確認はとても大切です。価格相場を参考にすることで、50代に優しい保険会社を見つけられますよ!

年齢別の保険料相場(年間)

一般的な50代の自動車保険料の目安は以下の通りです

  • 年齢制限:35歳以上限定
  • 使用者:配偶者限定
  • 使用目的:通勤
対物賠償無制限車両保険付き車種毎設定
対人賠償無制限車両保険一般 ・車対車+A ・無し
人身傷害無制限(一般、免責金額)1回目5万/2回目10万円
弁護士特約あり等級20等級(継続・乗り換え)
フルカバー型車両保険エコノミー車両保険+A車両保険:なし
ホンダ・N-VAN55,562円46,457円33,215円
マツダ・ソリオ61,325円49,985円37,478円
トヨタ・プリウス76,254円56,784円38,8854
マツダ・MAZDA367,256円49,985円35,658円
ベンツ・Cクラス84,524円59,256円37,985円
  • 50代前半(50〜54歳):約45,000円〜65,000円
  • 50代後半(55〜59歳):約43,000円〜63,000円

50代の自動車保険料は、40代と比べるとほぼ横ばいという印象です。

保険料に影響を与える主な要因

  1. 補償内容
  2. 等級
  3. 車の使用状況
  4. 車種の型式による違い
  5. 運転者の範囲(限定条件)
  6. 追加で加入した特約
  7. 車両保険の有無
  8. 免許証の色

50代の自動車保険料は、いくつかの重要な要因によって決まります。まず、年齢と等級が大きく影響し、長年の無事故運転で最高等級(20等級)に達していれば、最大で64%程度の保険料割引を受けられます。また、この年代はゴールド免許保持者も多いため、更なる割引も期待できます。

車の使い方も保険料に関係してきます。通勤での使用か、レジャーが中心かという使用目的や、年間走行距離、使用する地域などが保険料に反映されます。

車両保険については、対象となる車の「現在の価値」によって保険料が変動するので、必然的に新しい車ほど保険料も高くなります。

運転者の設定も見直しのポイントです。お子さんの独立を機に運転者限定割引の見直しができたり、夫婦限定や本人限定での割引を検討しましょう。

最後に、補償内容の選択も重要です。車両保険の加入要否や特約の選択、補償金額の設定によって、保険料は大きく変わってきますよ。

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このように、50代の保険料はさまざまな要因で変わってきます。これらの条件を自身の生活に合わせて見直しましょう。

次は、具体的な保険選びのポイントをご紹介していきます!

50代が自動車保険を選ぶ際に押さえておきたいポイント

ナビ男

50代になると子供の独立や仕事の変化など、生活スタイルが変わる人も多いでしょう。定期的に自動車保険を見直すことで、無駄な保険料を支払わなくて済みますよ。

特に重要なポイントは以下の3つです。

  1. 運転者の限定条件の見直し
  2. 車両保険の必要性
  3. 特約の見直し

子供が独り立ちした後の保険を見直す

お子さんが独り立ちした後は、自身の自動車保険の契約内容を見直しましょう。

特に「運転者限定特約」の影響が大きく「本人・配偶者限定」に戻すだけで、保険料も下がります。同時に、運転される方の年齢条件を「35歳以上限定」に設定し直すことで、さらに保険料を抑えることができます。

もし車を運転する人が限られているようでしたら、契約する保険の「限定条件」を再確認したいですね。

車両保険の不要性を検討

車が古くなり資産価値として下がってくると、車両保険の有無の検討も必要になってきます。

例えば、車の価値が大きく下がってくると車両保険の必要性が下がってきます。もし「もう車両保険って要らないのでは?」と感じたのなら、保険料の安い「エコノミー型(車対車+A)」 の車両保険に変更すると良いでしょう。これは、対車との事故のの時にだけ使える車両保険で、保険料が安い代わりに自損事故は保証されない契約内容です。

ただし古くなったとしても、希少性の高い車や車の価値がまだ十分に残っている場合、ローンの返済中、また地震や水害などの自然災害リスクが高い地域に住んでいる場合は、一般型の車両保険の継続をおすすめします。

50代におすすめしたい基本補償と車両保険の話

50代の方には、長年の運転経験を活かしながら、しっかりとした補償を確保することをおすすめします。

基本補償と特約

●基本補償

  • 対人賠償:無制限(必須)
  • 対物賠償:無制限(必須)
  • 人身傷害:3,000万円以上
  • 車両保険(車による)

●おすすめの特約

  • 個人賠償責任特約
  • 弁護士特約

基本補償は、対人・対物賠償はどちらも無制限とし、人身傷害は3,000万円以上の設定がより安心です。特約では、日常生活の賠償事故も補償する「個人賠償責任特約」や、トラブル時に心強い「弁護士特約」がおすすめです。

万が一の時に安心できるロードサービスは、ほとんどの自動車保険に自動で付帯しています。

視点を変えた車両保険の選び方

大事な車を守る車両保険について紹介します。

自然災害や盗難に備えた車両保険の必要性

車両保険には、「自然災害補償」と「盗難補償」に対する「特定条件」があり、任意で申し込む必要がある会社もあります。近年、台風や水害などの自然災害が増えていることを考えると、この自然災害にも対応できる車両保険の重要性が高くなっています。

住んでいる地域の災害リスクや、普段の駐車場所の安全性などを考慮して車両保険の補償条件を選び、いざという時に補償を受けられるようにしたいですね。

長年乗っている車には「故障保証」を検討

長年乗っている愛車の保険は、車の価値や使い方に合わせて見直す必要があります。

数年前から流行っているのが、「車の故障に対する保険」です。これは、車両保険に付帯する特約で、レッカーを伴う故障に対してのみになりますが、車の修理費用を補償してくれます。

一般的に車両保険は車の故障費用は対象外です。もし10年以上経過した車や故障の可能性が高い輸入車に乗っているのならおすすめです。メーカー保証が切れた後の”もしも”に備える安心の特約といえますね。

日々の使用頻度なども考慮しながら、補償内容を選んでいくことをおすすめします。

50代だからこそおすすめしたい【ダイレクト型の自動車保険】

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保険料を抑えたい方におすすめなのが、ダイレクト型自動車保険です!ネットから直接契約するから、代理店手数料がかからず、その分お得に。50代の方でも、スマホやパソコンから簡単に手続き出来ますよ!

ダイレクト型自動車保険とは、保険会社本体と直接契約する自動車保険の事です。

そのほとんどがインターネットから申し込みが出来て、保険料も代理店型に比べて2~3割ほど安いのが特徴です。

中間マージンの掛かる代理店を介さない分、保険料の抑えてユーザーに還元できるんです。スマートフォンやパソコンで簡単に手続きができますし、保険の内容も画面上で比較しながら検討できます。

良く分からないし心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、サポート体制は充実しています。専門のオペレーターによる電話対応はもちろん、チャットでの相談も可能です。事故の際も24時間体制で対応してくれますし、契約手続きでわからないことがあれば、専用のサポートデスクに相談することもできます。

ナビ子

代理店型の保険に比べて確実に安くなるから、是非チャレンジしてみて下さいね!

50代におすすめの保険会社とプラン

ナビ男

各保険会社の特徴を活かした、50代向けのおすすめプランをご紹介します。

ソニー損保:手厚い補償とリーズナブルなプランが特徴

ソニー損保は、手厚い補償とリーズナブルな保険料が特徴の保険会社です。

特に日本の企業ということも有り、信頼性が高いのが特徴。ダイレクト型の自動車保険として21年連続売上№1の実績も持っています。

年間の走行距離に応じて保険料が変わる独自の料金設定や、インターネット契約での割引など、保険料を抑えられる仕組みも魅力です。事故対応やロードサービスも充実しているので、万が一の際も頼りになりますよ。

ソニー損保の主なポイント

【特徴】

  • インターネットや電話での手続きで、24時間365日の契約が可能
  • 中間コストを削減し、比較的リーズナブルな保険料を実現
  • 実走行距離連動型の保険料設定で、走行距離が少ないほど保険料が安くなる仕組み

【おすすめポイント】

  • インターネット契約割引(新規契約時最大15,000円)が適用可能
  • スマートフォンアプリで事故対応や契約内容確認が手軽に完結
  • 24時間365日のカスタマーセンターで、事故や故障時も安心サポート

【注意点】

  • サービスが充実している分、業界最安値という訳ではない
  • 対面での相談や詳しい説明を受けることができない
  • 契約内容や特約の選択は、自身で判断しなければならない

損保ジャパン:代理店型で補償内容に自信が持てる

保険選びで迷った時、経験豊富な営業担当に相談できる損保ジャパンがおすすめです。損保ジャパンの特徴として、代理店だけではなく、支店勤務の社員が窓口に立ってくれる点です。

問い合わせも電話だけではなくネットからもできます。

特に50代は、家族構成の変化や定年後の運転状況を見据えた保険設計が重要になるため、対面での丁寧なアドバイスが心強い味方となります。

長年の保険実績を持つ地域密着の営業方法だからこそ、事故発生時も迅速な現場対応が可能。さらに、自宅まで来てくれて契約内容の見直しや家族の保険相談もできる安心感があります。充実の補償内容に加え、代理店ならではのきめ細かなフォローで、50代ドライバーの快適なカーライフをサポートしてくれます。

損保ジャパンの主なポイント

【特徴】

  • 全国約5万店の代理店ネットワークを持ち、地域に密着したサービスを提供
  • 事故対応から契約相談まで、担当者と直接対面でのやり取りが可能
  • 自動車保険以外の保険も含めた総合的な保障プランの提案が得意

【おすすめポイント】

  • 複雑な契約内容や家族の保険まで、同じ担当者に相談できる安心感
  • 事故時の現場対応から示談交渉まで、地域のカスタマーが直接サポート

【注意点】

  • インターネット型と比較すると、保険料が若干割高になる傾向がある
  • 緊急時以外の問い合わせは、営業時間内だけの対応が基本となる
  • 契約内容の見直しや変更は、原則として代理店での手続きが必要

おとなの自動車保険:50代以上に特化した保険料設定とサービスが魅力

三井ダイレクト損保の「おとなの自動車保険」は、40~50代のドライバーをメインターゲットにしたダイレクト型自動車保険です。通販型ならではのコスト削減で基本保険料を抑えながら、年齢層別の料率設定により中高年層の安定した運転特性を保険料に反映。若年層の加入も可能ですが、同年代では他社より割高になる傾向があります。

要は、事故を起こしにくい年齢層の顧客だけと契約して、保険料を抑えているんですね。

インターネットでの見積もり・契約手続きがシンプルで、スマートフォンからも簡単に完結できます。補償内容や特約は必要最小限にとどめることで分かりやすさを重視し、ベテランドライバー向けの無事故割引制度も充実。ネット完結型のため、保険料は抑えられますが、契約内容の検討は自身で行う必要があります。

事故の際には、ALSOKによる現場急行サービスや、専任担当者による親身な対応が頼りになります。

大人の自動車保険のポイント

【特徴】

  • 40〜50代のドライバーの利用を想定して設計された通販型自動車保険
  • シンプルで分かりやすい補償内容と、一歳刻みの年齢別の保険料設定
  • 優良顧客である、40〜50代向けの料率設定である

【おすすめポイント】

  • 40〜50代の契約者は、年齢要因で割安な保険料となりやすい
  • ダイレクト型の自動車保険だから保険料もリーズナブル
  • 見積もり・契約手続きがシンプルで、スマートフォンだけで完結

【注意点】

  • 10〜20代の若年層が契約すると、他社と比べて保険料が割高になる
  • 補償内容や特約に対して、選択の自由度が少ない(シンプル設計)
  • 対面サポートがないため、補償内容の検討は自身で行う必要がある(電話サポート有)

【まとめ】50代に合った自動車保険で安心のカーライフを!

自動車保険の限定条件は、今の車の使い方に合っていますか?

適正な補償内容なら、必要な補償はしっかり確保しながらも無駄な保険料を払わずに済みます。50代の自動車保険選びでは、ライフスタイルの変化を改めて見返すことが大切です。

また、この機会にインターネットで手続きができるダイレクト型保険を選んで見るのも良いしょう。

近年の保険会社は、万が一の事故の際のサポート体制も充実しています。24時間体制の事故対応サービスは当たり前ですので、ダイレクト型(通販型)の自動車保険でも安心してカーライフを送ることができます。

ぜひ、自身の生活スタイルに合った保険選びを進めてくださいね。

ナビ男

自動車保険って、実は私たちのカーライフを支える大切な味方。ときどき見直してみることで、自分に合った補償を選べますよ。

ナビ子

気になる保険の詳しい内容は、保険会社のウェブサイトでチェックしたり、一括見積を利用してみるのも良いですよ。

【監修者】大場 信宏
株式会社トラストライフ シニアプランナー
生・損保の問題解決を専門にお話しをしています。
経歴:保険業界20年以上勤務。

<保有資格>
・AFP(日本FP協会認定)
・2級DCプランナー(企業年金総合プランナー)
・シニアライフコンサルタント
・住宅ローンアドバイザー
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